長野中央病院は厚生労働省指定の臨床研修病院です

長野中央病院は、厚生労働省指定の臨床研修病院です。ここでは、研修の仕組みや内容について説明します。 医学部を卒業して国家試験に合格した医師は、はじめの2年間、臨床研修(初期臨床研修)を受ける必要があり、その研修先を全国に1030件ほどある厚生労働省指定の病院の中から選びます。臨床研修病院にはそれぞれ都道府県から割り振られる定員数があり、希望の病院で採用されるためには研修医はマッチングという振分け制度に応募する必要があります。 長野中央病院は、毎年の定数が5人ないし6人で、後述のように近隣の研修病院に負けない魅力ある研修プログラムを提供しており、地元長野県出身者だけでなく県外出身者や県外の大学を卒業した優秀な新卒医師が多数応募してくれる病院です。お知り合いに医学部を卒業し臨床研修先を探している方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院をご紹介いただきたいと思います。

長野中央病院 副院長 番場 誉

大学や大病院ではない、中規模の市中病院での研修です

紹介状がないとかかりにくい大病院と違い受診しやすさがあるのが私たちのような中規模病院です。診断がついていてもいなくても、色々な症状で色々な病気の相談が寄せられるので、将来どんな専門を目指すのかまだ決まっていない若い医師にとっても、医師ならば当然身につけるべき基本的な能力を磨く場として最適です。

高度な医療にも直にふれ、学ぶことができます

中規模病院とはいえ、医療レベルは大病院や専門病院に負けないのが長野中央病院です。県内トップクラスの実績のある科も多く、そのため県外から専門医を目指す中堅医師も勉強に来てくれる病院です。試験的・研究的な医療ではなく、患者さんにすぐに役立つ良質な現代の標準医療、確かな技術があります。

差額ベッド料(個室料)をいただかない病院で無差別平等の医療を学びます

医療はお金のあるなしに関係なく、無差別平等に患者さんに貢献する仕事です。医師としてだけでなく多くのスタッフとの連携で、この無差別平等の医療を学びます。

目次