慢性期医療

患者さんの気持ちに寄り添ったリハビリテーションやケアを心掛けています

慢性期医療は、急性期・回復期を経て、継続的な治療とリハビリテーションを行うことで患者さんの在宅復帰を目指す医療です。
慢性期では、長期にわたり病状は比較的安定しているものの、悪化と軽快を繰り返すことも多い時期で、場合によっては自宅で療養することが難しくなり、長期の入院や在宅医療、介護が必要となります。

長野中央病院の慢性期医療としては緩和ケアと回復期リハビリテーションを行っています。 患者さんの「つらさ」に寄り添い、患者さんが自分の大切なものを見失わず、自分らしくあり続けられるようにサポートしています。

また、急性期から慢性期に移行する間に回復期と言う時期があります。
長野中央病院のリハビリテーション科では急性期疾患の治療を受けた患者さんのリハビリを回復期病棟で行い、患者さん一人一人に合わせた治療を展開しています。その一例として退院後の生活を見据え、患者さんのご自宅に訪問させていただき、安心して退院できるよう住宅改修など必要な準備をするなど取り組んでいます。
病気やけがをする前の生活に戻るための治療が中心ですが、合併症などのリスクはまだ残っているため、しっかりとしたケアを心がけています。