今年３⽉、皆様に窃盗事案に関するご報告をいたしました。この間、当組合で調査を進め、被害の全容が明らかになりました。今回の第２報は６⽉１４⽇（⼟）総代会、１６⽇（⽉）職員説明会で報告した内容となります。
当初のご報告で窃盗に及んだ職員(当時)の他に、過去に在籍していた元職員の２名による同様の窃盗事案が明らかとなりました。これにより、被害の総額は52,507,584 円にのぼりました。当組合では顧問弁護⼠と相談しながら被害額の回収を進め、今回明らかになった元職員２名については回収⾒通しが⽴ったことを受け、当該者との間で⽰談が成⽴しております。しかし、今年３⽉にご報告した元職員については被害額の回収に⾄らず、5 ⽉ 30 ⽇付けで刑事告訴、6 ⽉ 10 ⽇に⺠事訴訟を起こし、法的責任と被害額の全額返還を求めました。
今年 3 ⽉には、⾏政庁への報告と調査を受け、規程の整備や、職員へのコンプライアンス研修を⾏うよう指導を受け、取り組んでまいりました。また、現在、第三者委員会の設置を予定し、本事件についての報告書をまとめます。引き続き、理事会として、被害額の回収と再発防⽌、信頼回復のために⼒をつくしてまいります。なお、あらためて、本事案は、皆様の出資⾦に被害がなかったことを申し添えます。
皆様に多⼤なご迷惑とご⼼配をおかけし誠に申し訳ありませんでした。
2025年6月23日
長野医療生活協同組合
理事長 菅田 敏夫
