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健康・病気の知識

南長池診療所に新・超音波診断装置導入

□南長池診療所長 長野中央病院外科部長 医師 成田 淳


病気の早期発見に有効

   超音波検査は侵襲のない、ひとに最も優しい検査です。
   肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、前立腺などの実質腹部臓器や頸動脈・腹部大動脈といった血管の状態の評価、乳腺・甲状腺などの体表に近い臓器の疾患の有無の診断、そして心エコーとよばれる心疾患の診断・心機能の評価などを、1台の機械でさまざまに行うことができます。
   現代は自覚症状と関係なく、検診で疾患の早期発見を行わなければならない時代です。超音波検査の役割はますます増えています。たとえば最近増えている乳がんの早期発見のためには、視触診・自己触診以上にマンモグラフィーと乳腺超音波検査の重要性が指摘されています。
   医療技術は日進月歩の進化を遂げています。超音波診断装置も幾世代かの新機種導入を行ってきましたが、今回、腹部超音波検査や心臓超音波検査の充実に加え、乳腺に対する超音波検査も強化すべく最新の超音波診断装置を導入しました。ボディーはコンパクトですが、多機能で高性能な装置です。

開設20年の南長池診療所

   1994年南長池診療所は、長野医療生協における機動力のあるコンパクトな長野中央病院のサテライト医療施設として開設されました。18年前の1996年からは上部消化管内視鏡検査と超音波検査も導入し、諸疾患の診断と共に人間ドックなどの健診事業も行ってきました。
   長野中央病院の高度で確かな医療を背景に、南長池診療所はかかりやすい診療と個々の患者さんへの時間をかけた個別の医療の実施を心がけています。最新の電子カルテを使用した医療情報の共有はもとより、長野中央病院との確かな人の連携が好評です。
   健診業務においても動線を最小限にコンパクトにまとめ、かつ、できるだけ時間をかけた個別対応の健診の提供に努めています。
   これからも診療所としての諸検査、健診(健康診断)と検診(疾患の早期発見のための診察や検査)の充実にさらに力を入れていきたいと考えています。