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健康・病気の知識

秋・冬の皮膚疾患の傾向について

浅沼 美恵子
長野中央病院・皮膚科
医師

浅沼 美恵子
 秋・冬の皮膚のトラブルには次のようなものがあげられます。

@アトピー性皮膚炎の増悪化
A皮脂欠乏性皮膚炎
 (手荒れ・足底のひびわれ・全身の乾燥など)
B脂漏性皮膚炎の増悪化
 (頭部のフケ・顔面中心部などのカサカサ・痒みなど)
C末梢循環障害(しもやけなど)
D熱傷(やけど)  

 秋・冬から初春は、空気が乾燥し、寒さから暖房を使用したり、熱いお風呂に入ることから肌が乾燥しやすくなります。そのため、@ABDのようなトラブルが増悪・増加しやすくなります。  また、寒冷により循環が悪くなり、Cが増えます。
 
 暖房によるやけどが増加しますが、小さなやけどでもみくびらず、早めに皮膚科を受診してください。特に、アンカ・湯タンポによる低温やけどは見た目より深いことが多く、長びきやすいので早目の適切な治療が必要となります。